| ■三留商店コラム〜店主執筆“四季の味”連作コラム等、美味しい食材のワンポイント |
| 貴族の未えいが作る菓子 |
アントニオ・マッティのカントゥッチーニ
ヘーゼルナッツ入りチョコレート/オレンジピール入り/アーモンド&松の実 |
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| カントゥッチーニ…この舌を噛みそうな名前のお菓子は、イタリアのビスコッティ(ビスケット)の一種。 |
| 甘味を控えて、いくぶん硬めに焼き上げるもので、ヴィサント(干し葡萄で作る甘口のワイン)や、エスプレッソに浸しながら食べるのが、あちら流の楽しみ方です。 |
| 我が国でも、近頃カフェなどでもときおり見かけるようになりましたので、ご存知の方もいらっしゃることでしょう。 |
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| 数あるカントゥッチーニの中で、もっともポピュラ−なのは、アーモンドと松の実が入ったもの。このクラシックスタイルのカントゥッチーニを考案したのは、アントニオ・マッティ氏という19世紀の貴族でした。 |
| いまを遡る1858年、マッティ氏は、高貴な身分でありながら、フィレンツェ郊外のプラトの中心、リカゾーリ通りにビスコッティの店を開きます。そして、上流社会でカントゥッチーニの評判が徐に広がり、1862年にロンドン、1867ねんにはヨーロッパ中に知れ渡りました。 |
| 20世紀の初頭には、著明な政治家であり、富豪でもあった、3代目のパンドロフィーニ氏によって貴族界や文化人の間で、さらに名声を高めます。原材料には妥協を許さず、プーリアやリビエラのアーモンド、ピエモンテのヘーゼルナッツエミリアロマーニャの粉と卵といったような、最高品質のものばかりを厳選。もちろん製法は、初代から伝わる独自のものを踏襲しました。この姿勢は、7代を数える現在まで脈々と受け継がれています。 |
| こうした歴史をもつカントゥッチーニは、創業当初から全く変わらぬ場所で毎日焼かれ、贔屓の顧客には暖かいうちに売られます。トスカーナの有名レストランは、こぞってこの店のカントゥッチーニを仕入れているとか。またイギリスのエリザベス女王もお気に入りで、しばしば召し上がっている様です。このことからも質の高さと信頼の厚さがお解りいただけるでしょう。 |
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| No.40/春号 |
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| 上記の写真のオレンジピール入りの他に、アーモンドと松の実入りのクラシックスタイルとヘ−ゼルナッツが入ったチョコレート味があります。ちなみにこれに使用されているのは、38号で詳しくご紹介したドモーリ社のチョコレートです。 |
| イタリア風にヴィサントやエスプレッソに浸してもよし、バニラアイスクリームに添えてもよし、もちろんそのまま食べても、手がとまらなくなること請け合いのおいしさです!是非一度お試しください。 |
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(三留商店主人)
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